「投資」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
「自己破産」や「リスクが高い」、「怖い」といったネガティブなイメージを持っている人が大半だと思います。
しかしながら、投資に対してポジティブなイメージを持っている方も一定数存在します。
両者の違いは、単純に投資について知識があるのかどうかなのです。知らないことは怖くて当然なことです。
結論から申し上げますと、投資は今すぐにでも始めるべきです!!
投資にネガティブイメージをもつ理由
メディアの偏った報道
投資について学ぶ機会が少ない
資産家への偏見
株式投資の起源
大航海時代「東インド会社」
株式投資の起源は大航海時代にまで遡ります。
1602年、オランダに「東インド会社」という貿易会社が設立されました。
当時の貿易スタイルは、船を出して国外にあるコショウや塩などを自国に持ち帰るというものでした。
コショウや塩は国内には貴重な資源ということで莫大な利益を生んでいました。
しかし、当時の航海技術はとても低く、無事に帰ってこれる保障はありませんでした。遭難した場合は船はもちろん、燃料費や貴重な資源は全て失われてしまいます。
そこで株式投資の原型となるシステムが生まれました。会社の経営者は外部の人間から航海に必要なお金を集めることで遭難することによるリスクを分散させようと考えました。
簡単に説明します。航海に必要な費用が100万円で航海が無事成功して300万円が手元に残りました。利益は200万円です。
航海に必要だった100万円の10%である10万円の株を保有していた場合は利益の10%の20万円のリターンが得られるわけです。元本10万円+利益20万円になります。
持っている株の数は変わっていないのに、なぜ利益が得られるのか。それは、一株あたりの価値が変わったからなのです。
後ほど説明しますが、株以外の投資商品である暗号資産(仮想通貨)や不動産、金(きん)なども株式と同じように価値の上下によって利益や損失が発生します。
このシステムは多くの人々が出資することで会社の資金も大幅に増加し、一度に複数の貿易船を出すことができます。経営者も投資家もwin-winの関係が築かれ、お互いの資産形成スピードが急激に高まりました。
結局、株ってなに?
株を保有するってどういうこと?
ここでは簡単に株式会社を空想のロボットと考えてください。
ロボット(株式会社)はお金を稼ぐために働きますが、働くためには燃料(資金)が必要です。
そこでロボットは世界中の人間から燃料を集めます。そして、燃料を与えてくれた人にはその量に応じて証明書(株式)を発行して手渡します。
ついに働き始めたロボット(株式会社)は稼いだ利益は一切自分のものにせず、燃料(資金)を分け与えてくれた人間に還元するのです。50%の燃料(資金)を与えてくれた証明書(株式)を保有している人間には利益の半分を与えます。
つまり、株式を保有するということは株式会社(ロボット)の一部を完全に自分のものにするということになります。
株主と株式会社の関係性
まず、私たちは株式を略して「株」と言っています。
株には構成員、式には権利という意味があると聞いたことがあります。
株式とは、株式会社が資金を出資してくれた人に対して発行する証明書のようなもので、いわばその会社の権利書です。一株でも株を保有しているとその会社の「株主」と呼ばれます。
また、持株比率が50%を超える株主は取締役の選任、解任など株式会社のほぼ全ての権限が認められています。
株式会社において最も影響力を持っているのは社長ではなく株主です。
株価が上昇や下落する理由
株価は基本的に買いたい人と売りたい人のバランスによって決まります。いわゆる需要と供給のバランスです。
その会社に
コメント